過失論

本ページは,交通事故損害賠償事案における,過失割合を算定する際に問題となる各論点を紹介しています。

過失割合は,当事者間でモメて法的紛争になった場合には,最終決定を裁判官が行いますが,そうでなければ当事者間の合意で決定されます。

この点,過失については,裁判官も当事者(代理人弁護士・保険会社担当者含む)も,基本的には,以下の各過失要素を検討し,総合的に判断していくこととなります。

個別の内容については,以下のリンク先ページにてご確認ください。

過失相殺論(総論)

【交通事故損害賠償における過失相殺(総論)】

>>【過失相殺は裁判所の義務か】

【判例による過失相殺減額の適用拡大と歯止め】

過失割合に影響する主たる争点(各論)

車両・当事者の別による検討事項

(1)四輪車

>>【緊急自動車】

>>【ミニカーの法規制について】

(2)【二輪車】

(3)【自転車】

(4)歩行者

>>【道路横臥者との衝突事故の過失割合】

通行区分・事故発生場所による検討事項

>>【道路の左端にある白色実線の間の意味。路側帯(歩道扱い)と路肩(車道扱い)の違い】

(1)一般道路

【一般道での追突事故の過失割合】

②交差点事故の過失割合

>>【点滅信号がある交差点での注意義務と過失割合】

>>【交差点又はその手前での車線変更の可否】

>>【交差点手前で一時停止が必要な場合】

【進路変更車事故の過失割合】

【道路進入車事故の過失割合】

【路外進出車事故の過失割合】

(2)高速道路

【高速道路での追突事故の過失割合(前方車両走行中)】

【高速道路での追突事故の過失割合(前方車両駐停車中)】

【ETCレーンでの追突事故の過失割合】

【高速道路での車線変更事故の過失割合】

(3)駐車場内

(4)その他

【ゼブラゾーン(導流帯)の法的位置付け】

【私的誘導員の誘導下の交通事故の場合の過失の考え方】

走行態様による検討事項

【転回車との事故】

運転者の運転態様による検討事項

【酒気帯び運転の場合】

【無免許運転の場合】

同乗者の過失が問われる場合

【シートベルト未装着同乗者の過失】