不動産投資をはじめようとする人が,とりあえず物件を1つ購入すべきである理由とは

私は,かれこれ20年以上投資を続けているのですが,主に不動産をメインに投資をしていますので,これから不動産投資を始めようとする人から,まずは何から始めたらいいかとよく聞かれます。

この問いに対して,私は,毎回,長期的なスタンスで不動産投資をしようと考えているのであれば,まずは1つ不動産を購入することから始めるべきであると答えています。

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建物収去土地明渡認容判決を得た地主がこれを実現するための強制執行手続きの流れ

自分の土地上に建物を所有している人に対し,その建物を収去して出て行ってもらいたいという請求があります。建物収去・土地明渡請求といわれるものです。

では,この建物収去・土地明渡請求が裁判上認容されたにもかかわらず,債務者(建物所有者)が任意にこれを履行してくれない場合,法律上,どのようにこれを実現するのか説明します。 “建物収去土地明渡認容判決を得た地主がこれを実現するための強制執行手続きの流れ” の続きを読む

マイホーム購入は一点賭けの不動産投資である(資産形成・資産運用者が家を買う際はデメリットも考えましょう)

弁護士業務をしていると,必然的に,他人の考えを聞くことが多く,また他人の一生に触れる機会が多く発生します。

そんな中で,私が感じるのは,日本人のマネーリテラシーの低さです。

マイホームを買って家族を住まわせて一人前だとか,もしものときのために保険には入っておかなければならないなどと考えておられる方が相当数おられますが,全く理由がありません。 “マイホーム購入は一点賭けの不動産投資である(資産形成・資産運用者が家を買う際はデメリットも考えましょう)” の続きを読む

台風で飛んだ屋根瓦が隣の家や車を損壊した場合その修理代の支払義務を負うのか(損害賠償責任と保険適用について)

夏になると,日本列島をいくつも台風が通過していきます。夏の風物詩です。

この台風通過の際に,民家の瓦を吹き飛ばしていく被害が全国で多発します。 “台風で飛んだ屋根瓦が隣の家や車を損壊した場合その修理代の支払義務を負うのか(損害賠償責任と保険適用について)” の続きを読む

面積の単位である坪とは?その意味と㎡(平米)からの換算(変換)計算の方法

現在では,面積の単位は平方メートル(以下,「㎡」と表記します。)であらわします。
ところが,不動産売買の際に,土地の面積を表す場合には,一般に,坪でその単位を表します。

なぜ,そんなことになっているのか,坪数は具体的にどのように計算して算出するのかについて,以下説明したいと思います。 “面積の単位である坪とは?その意味と㎡(平米)からの換算(変換)計算の方法” の続きを読む

【地主の承諾書】借地上の建物に担保(抵当権)設定する際に銀行等の金融機関がこれを要求する本当の理由

借地上の建物(借地権付建物)を所有している人が,これを担保に供して金融機関から融資を受けようとした場合,当該金融機関から,担保設定についての地主の承諾書を取り付けるよう求められるのが一般的です。 “【地主の承諾書】借地上の建物に担保(抵当権)設定する際に銀行等の金融機関がこれを要求する本当の理由” の続きを読む

老朽化した建物の賃貸借契約を賃貸人側から終了させる方法(当然終了主張・解約申入れ・更新拒絶)

我が国では,建物に瑕疵があることにより,第三者に損害を与えた場合には,まずは占有者が過失責任を負い,占有者に過失がないときは所有者が無過失責任を負うとされていれています(民法717条,工作物責任)。 “老朽化した建物の賃貸借契約を賃貸人側から終了させる方法(当然終了主張・解約申入れ・更新拒絶)” の続きを読む

生活保護受給者に賃貸している大家さんが生活保護費から直接家賃を回収する方法(住宅扶助の代理納付制度)

賃貸アパート経営をしておられる大家さんの中には,生活保護を受給されている方に部屋を賃貸されている方も多くおられると思います。

生活保護を受給されている方は,生活費に困っていることが通常ですので,住宅扶助を受けていても他の生活費等に流用し,家賃を滞納する場合があります。住宅扶助を受けているからといって,必ずしも住宅扶助で家賃を支払ってくれるとは限りません。 “生活保護受給者に賃貸している大家さんが生活保護費から直接家賃を回収する方法(住宅扶助の代理納付制度)” の続きを読む

親子間での不動産売買の場合に住宅ローンを組むのが困難である理由

親が所有している不動産を,子供が銀行で住宅ローンにて融資を受けた資金で購入する。

法律上は何の問題もない契約です。

もっとも,この場合,たいていの銀行では,子供が住宅ローンで不動産購入資金を工面することについての審査は,極めて厳格に行われます。

なぜ,親子間の不動産売買について住宅ローンの審査は,簡単には通してくれないのでしょうか。 “親子間での不動産売買の場合に住宅ローンを組むのが困難である理由” の続きを読む