【交通事故による後遺障害】肝臓の障害(肝損傷の程度ではなく機能障害の程度で判断)

交通事故の際の衝撃によって,肝臓が損傷する場合があります。
本稿では,交通事故によって肝臓が損傷した場合,後遺障害等級認定上どのように扱われるのかについて見ていきましょう。 “【交通事故による後遺障害】肝臓の障害(肝損傷の程度ではなく機能障害の程度で判断)” の続きを読む

【交通事故による後遺障害】まぶたの欠損・まつ毛の欠損

交通事故被害に遭った場合に,まぶたに傷害を負い,その結果としてまぶたやまつ毛の欠損障害が残ることがあります。

そこで,今回は,交通事故により眼球そのものではなく,それを覆う眼球付属器であるまぶたやまつ毛の欠損障害について検討したいと思います。 “【交通事故による後遺障害】まぶたの欠損・まつ毛の欠損” の続きを読む

交通事故による外貌醜状(瘢痕・線状痕・組織陥没)の後遺障害等級・逸失利益・慰謝料の判例の考え方

交通事故被害に遭い,頭部・顔面部・頸部に醜状痕が残る障害を負ってしまった場合,自賠責保険の後遺障害等級は,どのように扱われるのでしょうか。

また,逸失利益や慰謝料についてはどのように考えるのでしょうか。

以下,順に検討したいと思います。 “交通事故による外貌醜状(瘢痕・線状痕・組織陥没)の後遺障害等級・逸失利益・慰謝料の判例の考え方” の続きを読む

【交通事故による後遺障害】顎関節症(開口障害・クリック音・咬合痛の症状がある場合は放置してはいけない)

交通事故被害に遭われた場合,そこそこ多い頻度で,あごの障害を残すことがあります。

もっとも,あごの障害は,被害者自身気が付いていないことも多く,見落とされやすい障害でもあります。

本稿では,この交通事故の場合に生じるあごの障害の原因となる顎関節症について検討したいと思います。 “【交通事故による後遺障害】顎関節症(開口障害・クリック音・咬合痛の症状がある場合は放置してはいけない)” の続きを読む

【交通事故による後遺障害】日常露出しない部位の醜状障害

交通事故によって傷害を負った結果,不幸にも皮膚等に障害が残ってしまう場合があります。

今回は,そんな皮膚等の障害のうち,日常露出しない部位の醜状障害についての後遺障害について検討したいと思います。 “【交通事故による後遺障害】日常露出しない部位の醜状障害” の続きを読む

【交通事故による後遺障害】下肢の短縮障害・過成長

今回は,交通事故により,下肢に障害を負ったことにより,患側と,健側との長さに差が生じてしまった場合の後遺障害について検討したいと思います。

なお,患側が健側に比して短くなった場合を短縮障害といい,逆に患側が健側に比して長くなった場合を過成長といいます。

以下,順に検討します。 “【交通事故による後遺障害】下肢の短縮障害・過成長” の続きを読む