大阪府下の一般道路上で遭った交通事故を110番通報する際に警察官に最も簡単に事故場所を伝える方法


法律上,交通事故に遭った場合には警察に報告することが義務付けられています。

そのため,交通事故に遭われた方は,事故後に携帯電話を使って事故現場から警察に電話をかけるのが一般的だと思います。

警察に電話をかけると,必ず事故場所を聞かれます。事故処理のために警察官を派遣しなければならないので当然です。

事故に遭われた方が,良く知る場所であれば簡単ですが,よく知らない場所であれば即座に今自分ごいる場所を回答するのは簡単ではありません。

この点について,事故現場が大阪府下である場合には,事故現場を警察官に伝える簡単な方法がありますので紹介します(なお,他府県のことは勉強不足でわかりません。すみません。)。

大阪府下の道路標識には全て警察による管理番号が付されたシールが貼ってある

大阪府警察では,大阪府内全域において,道路標識を番号で管理し,道路標識全てに番号を記載したシールを貼付して場所を検索できるシステムを運用しているようです。

そのため,交通事故に遭われた方が,今いる事故場所をうまく説明できない場合であっても,相手が警察官であれば,近くにある道路標識を確認し,そこに貼付されているシールを見て番号を読み上げれば直ちに事故場所がどこであるかを伝えることができます。

この番号シールは,だいたい道路標識の下から150cm位(大人の目線の高さ)の位置に貼付されています。

意識されていない方は目に入らないかもしれませんが,大阪府下の全ての道路標識に貼付されているようです。一度意識して標識を見てみて下さい。

このシールには,上3ケタ,下5ケタの番号が記載されていますので,この2つの番号を警察官に伝えるだけでオッケーです。簡単です。

余談

もっとも,私が目に付いた標識をいくつか確認したところ,風雨の影響か,結構な割合で数字が消えてしまっていましたので,肝心なときに使えないなんていうオチになるかもしれません…

1つの道路標識の数字が消えて見えない場合には,別の道路標識を探してみてください。

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