どこかの会社に所属して仕事をする場合,必然的に会社の備品等を使用しますので,これを損壊してしまうことがあり得ます。
とりわけ運送業の場合には一定の割合で交通事故が事故が発生しますので,その発生頻度も高くなります。
では,従業員が勤務先会社の所有物を損壊してしまった場合,当該従業員は会社の損害を弁償する義務を負うのでしょうか。 “誤って勤務先会社の備品等を壊してしまった場合,従業員は全額弁償の必要があるか” の続きを読む
弁護士業・社長業における実務上の気づきあれこれ
どこかの会社に所属して仕事をする場合,必然的に会社の備品等を使用しますので,これを損壊してしまうことがあり得ます。
とりわけ運送業の場合には一定の割合で交通事故が事故が発生しますので,その発生頻度も高くなります。
では,従業員が勤務先会社の所有物を損壊してしまった場合,当該従業員は会社の損害を弁償する義務を負うのでしょうか。 “誤って勤務先会社の備品等を壊してしまった場合,従業員は全額弁償の必要があるか” の続きを読む
大阪地方裁判所堺支部及び堺簡易裁判所は,最寄駅である南海電気鉄道高野線・堺東駅の南西約350mに位置しており,同駅から徒歩で行くと,大人の足で5分程度の道のりです。
特に迷うような道はありませんが,初めての人でもわかりやすいように,最寄駅からの徒歩ルートを写真付きで紹介したいと思います。 “大阪地方裁判所堺支部・堺簡易裁判所(堺簡裁)への徒歩での行き方(最寄駅の南海高野線・堺東駅からのアクセスを画像で紹介)” の続きを読む
雨の日に,街なかで片手で傘を差しながら走行している自転車を見かけたことはありませんか。
ビニール傘ならまだしも,布地の傘だと前が見えにくく,とても危険です。また,前が見えていても自転車を片手で操作しているため不安定なため,危険であることに変わりありません。 “片手傘差し運転自転車が交通事故に遭った場合の過失割合(道路交通法の基本原則と裁判例の紹介)” の続きを読む
家族のどなたかが亡くなられた際,親族間で葬儀・墓・納骨・以降の手続き等で意見が食い違ってトラブルに発展することがあり得ます。
最終的には,亡くなった方の遺骨や亡くなった方が管理していた祭祀財産を承継した人がこれを決定することになるのですが,ではこれらは,亡くなった方から,誰にどのように承継されるのでしょうか。 “祭祀承継と相続の違いとは(法律・裁判例上,被相続人の遺骨・先祖代々の墓等の承継者は誰か)” の続きを読む
世の中には,司法試験や国家公務員一種試験等の難関資格試験が存在しています。
難関試験に合格するためには,相当の努力,すなわち相当な勉強時間が必要となります。
縁があって結婚した夫婦は,双方の協力のもとで,結婚後それぞれが収入を得て預貯金を増減させたり,いずれかの名義でローンを組んで車・家等の動産・不動産を買い,また各種保険に入るなど,様々なプラス・マイナス財産を築き上げていきます。
ところが,縁があって一緒になった夫婦が,訳あって離婚に至った場合,この複雑に形成された財産をどのように分割処理をすることになるのかが問題となります。
現在は,3組に1組の夫婦が離婚する時代となっており,この離婚に伴う財産分与が問題となることが多くありますので,以下,夫婦間の財産関係の基本的考え方と,離婚による財産関係の解消についての考え方について検討します。 “離婚の際に財産分与の対象となる財産(夫婦共有財産)と財産分与の対象とならない財産の違いについて” の続きを読む
交通事故被害に遭われてケガをされた方が,通院等のために休業を余儀なくされた場合,被った休業損害について,加害者本人に対しても請求できますが,加害車両に付保されている自賠責保険会社に対してもその請求ができます。
従前,自賠責保険制度と交通事故被害者請求による自賠責保険金の請求方法について説明しましたが,本稿では,その中の1つの論点である,自賠責保険に対する休業損害請求の基本について検討したいと思います。 “【自賠基準の休業損害】交通事故被害者が自賠責保険に休業損害を請求する際に知っておきたい基本的事項とは” の続きを読む
我が国においては,プロ・アマチュアを問わず,多くの場所で集団スポーツが行われています。 “スポーツ中の事故により怪我をした・メガネが壊れた等の被害に遭った場合,加害者に損害賠償請求ができるか(裁判例の紹介も)” の続きを読む
道路交通法上,自転車は軽車両として扱われますので,自転車の通行区分は車両のそれに従います。
もっとも,自転車は軽車両であるが故に,一般車両とは異なった扱いを受けることとなり,歩行者との関係では強者として扱われ,他方四輪車・単車との関係では弱者として扱われるのが原則です。
そのため,自転車が交通事故に遭った場合,その過失割合については,通常,歩行者との関係では不利に,四輪車・単車との関係では有利に認定されます。
“自転車交通事故の過失割合について,裁判例ではママチャリとロードバイクで違いがでるか?” の続きを読む
民事裁判を提起する際,審理を求める裁判所については,原告側が,管轄権を有する裁判所の中から1つ選んで決定します。
そのため,民事訴訟においては,訴え提起時に原告において決定された裁判所で第1審の審理・判決がなされるのが原則です。 “民事訴訟における移送と回付の違いとは(異なる管轄裁判所への移送申立てと同一管轄裁判所【本庁・支部間】への回付上申)” の続きを読む