不労所得とは?本当の意味,労働所得との違い,作り方,副業本業の別,種類等について

日本では,労働が美徳とされ,ともすれば不労所得で生活する人が非難される風潮があります。

特に,サラリーマンの方は,使われる身の苦しさや若干の妬みもあって,不労所得で生活する人に対して,厳しい意見を持っておられる方が多いように思います。

もっとも,この批判はとんだお門違いです。

不労所得は不労で得た収入ではない

不労所得は,一旦作ってしまえば働かなくても入ってくる素晴らしいものですが,それを得る手段は不労ではありません。

不労所得で生活している人の多くは,労働者が休息や遊びに使っているであろう労働所得と休息や娯楽に使っているであろう時間を,不労所得を生み出すための資産形成に費やした苦しい時期を経たからこそ,現在そこから生み出される不労所得を享受できているのです。

その意味で,おそらく,労働所得のみで生活する人よりも,不労所得を得られる資産を作り上げた人の方が,何倍も勉強し,また何倍も働いています。

不労所得を得るに至る過程の努力を無視して,それを得るに至った後の結果のみを見て,不労所得生活者を非難することは間違いです。

不労所得生活者は,不労所得を得られるようになるまでに,多くの労力・資金を投入しています。
このことを忘れてはなりません。

不労所得を得たいのであれば,誰しも,勉強をして得た適切な手段にのっとって,労力や資金を投入していく必要があります。

不労所得の作り方

では,不労所得はどうやって作るのかというと,大きく分けると2つの作り方があります。

労力を費やして不労所得を得る方法

1つ目は,自分で不労所得を生み出す資産を作り出すことです。
すなわち,不労所得を生み出す資産を得るために,自身の労力をかける方法です。

代表的なものを挙げると,以下のものです。

① ブログ・アフィリエイト

② YouTube

③ 書籍執筆

④ その他

この方法は,自分で資産を積み上げていく方法ですので,多大な資金力を必要としません。

そのため,失敗してもダメージが少ないというメリットがあります。

他方で,自分で作り上げていくという性質上,資産形成に時間がかかります。

労力をかけるなら不労所得ではないじゃないかとの批判がありそうですが,この批判をする人は不労所得が何かをわかっていません。

不労所得は,仕組みを作ってしまえば不労で入ってくる所得ですが,仕組みを作るまでは不労ではありません。

不労所得が入ってくる仕組みを積み上げていくことが大切です。

積み上げた資産から,以降自動的に得られる所得が不労所得です。

資金を投入して不労所得を買う方法

2つ目は,他人が作り出した不労所得を生み出す資産を購入することです。
すなわち,不労所得を生み出す資産を得るために,お金をかける方法です。
代表的なものを挙げると,以下のものです。

① 不動産投資

なお,不動産投資は管理を業者に委託してしまえば不労所得ですが,自主管理をすれば単なる事業(労働所得)です。

② 投資信託

③ 株式

④ その他

この方法は,他人が作り上げた仕組みを買い取るだけですので,資産形成が早く進んでいくというメリットがあります(不動産投資だけは,レバレッジを効かせて購入することもできます。)。

他方で,多大な資金を投入した場合,失敗するとダメージが大きくなるというデメリットがあります。

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おわりに

以上,色々述べてきましたが,何が言いたいかというと,労働所得のみならず,不労所得も相当の労力と資金投入の結果得られるものであり,不労所得と労働所得のどちらが優れているという話ではないということです。

本業で得たサラリーも,副業で得た金銭でも,同じ価値があります。

労働には,自己実現という金銭換算できない価値もあり,また労働所得は対価がすぐに得られるというメリットもありますので,不労所得で生活できる人も,その多くは労働所得も得ています。

他方で,労働者として働きながら,副業をしたり,投資をしたりして,不労所得を得ている方もおられます。

所詮不労所得も収入獲得の1つに過ぎません。

労働所得一本で,完全にサラリーに依存している生活をされている方には,リスクヘッジの観点から,所得の複数化の利点を考えていただければと思い。

ご一考下さい。

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