道路進入車(道路外から道路に進入する車両)の道路交通法上の注意義務と交通事故の場合の過失割合について

道路外に存する車両が,道路外から道路に進入しようとした際に交通事故が発生した場合,この道路進入車と道路上を直進走行していた車両との間で交通事故が発生した場合,その過失割合はどのように決められるのでしょうか。
以下,左折又は右折で道路へ進入しようようとする車両について,道路交通法上どのような注意義務が課されているか及び道路進入車両が交通事故を起こしてしまった場合の基本的過失割合を説明します。 “道路進入車(道路外から道路に進入する車両)の道路交通法上の注意義務と交通事故の場合の過失割合について” の続きを読む

時間単位の賃金(月給・日給・時給)で仕事をしている人がお金持ちになりにくい理由

世の中には,時間単位で働く労働形態がたくさんあります。

いわゆる,月給制・日給制・時給制の仕事です。

至極ありふれた労働形態ですが,この形態で働く人は,お金持ちになるのはかなり難しいです。 “時間単位の賃金(月給・日給・時給)で仕事をしている人がお金持ちになりにくい理由” の続きを読む

金持ちが現金・キャッシュを持っていてもローンで物を買う理由とは(いい借金と悪い借金の違い)

借金に理由のない抵抗感を感じませんか。

そのため,住宅ローンを組んだりしても,借入金利がもったいないと感じ,なるべく多くの頭金を入れようとしたり,なるべく繰り上げ返済をしようとしたりしがちかもしれません。

ところが,金持ちはそのようなことはしません。借りられるだけ借り,限界まで返済をしようとしません。この違いは何なのでしょうか。 “金持ちが現金・キャッシュを持っていてもローンで物を買う理由とは(いい借金と悪い借金の違い)” の続きを読む

お金持ちの金銭支出の考え方とは(初デート代は男性が奢るべきであり割り勘は避けるべきである理由を例に)

お金持ちになるためには,不必要な支出を控える必要があることに異存はないと思います。

もっとも,何が必要な支出で,何が不必要な支出かを判断することは簡単ではありません。

本稿では,お金持ちになるために必要な支出・不必要な支出の別について,男性の側から考える,初デートの際にデート代を男性が奢るべきか,割り勘にすべきかという問題を例に挙げて検討したいと思います。 “お金持ちの金銭支出の考え方とは(初デート代は男性が奢るべきであり割り勘は避けるべきである理由を例に)” の続きを読む

民事訴訟における控訴審の審理対象は何か(民事第2審は法律上「続審」のはずなのに事実上「事後審」として運用される理由とは)

我が国では,憲法上裁判を受ける権利が保障され(憲法32条),また民事・刑事共に3審制が採用されていることから,同じ事件で3回裁判を受けることができ得ることはよく知られています。

もっとも,3度の裁判において同じ事実関係の検討や証拠評価を3度に亘ってしてもらえるのかというとそうではありません。

どういうことかについて,民事訴訟において控訴がなされた場合の,控訴審の審理対象を例に説明します。

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レンタカー運転中に被害交通事故に遭った場合にレンタ会社に支払うべきノンオペレーションチャージ(NOC)を加害者に請求できるか(法律論と裁判例の紹介)

大手のレンタカー会社におけるレンタカー契約の契約書(約款)には,通常,借受人が,その責に帰する事由によりレンタカー又は付属品に損傷を与えた場合には,借受人は当事業所に対してレンタカー又は付属品の修理期間中の休車損害相当の損害賠償金(自走返却できる場合には2~3万円,自走返却できない場合には5万円程度が相場ではないでしょうか)を支払うものとする規定が存在します。

いわゆるノンオペレーションチャージと呼ばれるもので,レンタカーを修理するために一定期間事故車両を使用しての営業ができなくなるため,レンタカー会社の営業補償するためのものです。 “レンタカー運転中に被害交通事故に遭った場合にレンタ会社に支払うべきノンオペレーションチャージ(NOC)を加害者に請求できるか(法律論と裁判例の紹介)” の続きを読む

従業員がマイカー通勤中に加害交通事故を起こした場合,勤務先会社も被害者に対する損害賠償義務を負うのか(使用者責任・運行供用者責任の有無)

従業員が通勤に自動車,二輪車,自転車を利用している場合,当該従業員が通勤中に交通事故を起こすことがあり得ます。

では,この場合,当該従業員を雇用する勤務先会社は,交通事故被害者に対する損害賠償義務を負うのでしょうか。 “従業員がマイカー通勤中に加害交通事故を起こした場合,勤務先会社も被害者に対する損害賠償義務を負うのか(使用者責任・運行供用者責任の有無)” の続きを読む

道路に物を置くことの可否(使用・占有許可)と,道路に置かれた物が交通事故発生に寄与した場合の道路使用者・占有者の過失負担の有無・過失割合とは

工事業者などが,工事をするために必要となる車両や資材を道路上に置いて作業をしている現場をよく見かけます。

このような道路使用は,法律上許されているのでしょうか。 “道路に物を置くことの可否(使用・占有許可)と,道路に置かれた物が交通事故発生に寄与した場合の道路使用者・占有者の過失負担の有無・過失割合とは” の続きを読む

交通事故被害に遭った事業所得者・自営業者が申告外所得を主張した場合,休業損害・逸失利益算定の基礎収入にこれを含めることができるのか

交通事故被害に遭われた方の損害填補の1つとして休業損害・逸失利益というものがあります。

この休業損害や死亡・後遺障害逸失利益を算定する場合の基礎収入額は,基本的には,休業期間又は逸失利益算定期間の基礎となる期間を通じて得られる蓋然性のある額をもって決定されます。 “交通事故被害に遭った事業所得者・自営業者が申告外所得を主張した場合,休業損害・逸失利益算定の基礎収入にこれを含めることができるのか” の続きを読む