お金持ちへの道は労働所得を不労所得へ振替えてこれを積上げることが第一歩

お金持ち(ここでいうお金持ちは,働かなくても食べていける人を想定しています。)をうらやましく思ったことはありませんか?

自分はどうしてお金持ちではないのかについて考えたことはありませんか。

第1 ほとんどの日本人の生活スタイルでは金持ちになれない

我が国において,真面目に働いておられる多くの方の人生設計は,以下のとおりではないでしょうか。

この世に生まれて,学校に進学した後,就職活動を経て採用された会社において仕事を始める。

一生懸命働き,その結果として給料が入ると,その中から生活費を除いたお金で,友人と遊んだり,恋人とデートを楽しむ。

やがて,想い人と出会って結婚し,楽しい生活が始まる。夫婦共働きが当たり前となった今日では,結婚によって収入が倍になるため,結婚により生活レベルも上昇する。

共働きによって生活に余裕ができ,車を買ったり,旅行に行ったりし,生活がさらに楽しくなる。

やがて,2人の間に子供ができ,さらに幸せが広がる。

子供が産まれたことによって生活費も当然増えてくる。また,子供が産まれたことによって夫婦で住んでいた家が手狭になり,住宅ローンを組んで家を購入する。

親となった2人は,家族の生活費を工面するために,勤務先で昇給を目指して,さらに一生懸命働くようになる。

勤務先での昇進に伴って収入の上昇するが,それに伴った累進課税によって支払う税金も増え,思うように手元にお金が残らない状況が続く。さらに,子供の成長に伴って増加した教育費が家計を圧迫する。

定年退職を迎えるまで,がむしゃらに働き,ようやく子供が巣立ったころに定年を迎え,収入の途が年金のみとなる。もっとも,人口減少に伴って受領できる年金額が減少していくことが予想されるため,贅沢はできず,つつましい老後生活を送る。

以上が,真面目に生きてこられた方の人生です。日本を支えてこられた方の立派な生き様だと思います。実際,高度経済成長下の日本では,理想とされた生活設計でしょう。

ただ,この生活を送っておられる方は,私の想定するお金持ちではありません。

それどころか,この生活スタイルだと,得られた収入がどれほど高額であったとしても,労働収入以上の生活をすることはできませんので,お金持ちになれません。

第2 お金持ちの基本的ルール

他方で,日本にも,ほとんど働いていないにもかかわらず,贅沢な暮らしをしているお金持ちの方も数多くおられます。

では,冒頭のモデルケースの方と,お金持ちと何が違うのでしょうか。

才能でしょうか?給与収入額の多寡でしょうか?引き継いだ相続財産でしょうか?

いずれも不正解です。

違うのは,お金についての基本的ルールです。

根本的な違いは,お金持ちではない方の収入が労働所得に依拠しており,お金持ちの方の収入が不労所得に依拠していることによります。

私が考えるお金の計算式は,以下のとおりです。

(労働所得‐税金‐経費)+(不労所得‐経費‐税金)-生活費=資産形成

これを,お金持ちでない方にあてはめると,お金のルールは,通常以下のとおりとなります。

(労働所得‐税金‐経費)+(0)-生活費=資産形成

このままの状況だと,生きていくために永久に働き続けなければなりません。

ほとんどの方は,生涯このルールに従って生活をしているため,お金持ちになれないのです。

他方で,お金持ちの方のお金のルールは,極論すると以下のとおりです(実際は,ほとんどのお金持ちは,複数の所得を得る手段を有していますが,わかりやすくするため,労働所得を割愛します。)。

(0)+(不労所得‐経費‐税金)-生活費=資産形成

以上から,お金持ちでない方と,お金持ちとのお金のルールを比較すると,収入を得る手段が異なることがわかります。

お金持ちでない方は,収入を労働所得(給与所得又は事業所得)で得ているのに対し,お金持ちの方は収入を不労所得で得ているのです。労働所得には限外があり,不労所得には限界がないため,不労所得で生活をしている方の方が,労働所得で生活をしている方よりもお金持ちであることが多いのです。

これを基に考えると,お金持ちでない方が,お金持ちになる手段は,収入獲得手段を,労働所得(給与所得・事業所得)から不労所得に振り替え,これを積み上げていくことであるということがお分かりいただけると思います。

お金持ちになるためのルールは,以下のとおりであり,これを実行していくことがお金持ちになる方法なのです。

(労働所得【↓】‐税金‐経費)+(不労所得【↑】‐経費‐税金)-生活費=資産形成

第3 不労所得を積み上げる方法

不労所得を積み上げるための手順としては,以下の順が王道といわれています。

① 労働所得又は事業所得にて種銭を作る。

② 生活費を切り詰める。

③ ①~②で得たお金を不労所得を生む資産に組み替える(株・投資信託・収益不動産を買うなどが王道です。)。

④ 税金を節約する。

⑤ 資産から得られる配当等の不労所得を再投資する。

⑥ ①~②と③~⑤とを繰り返す。

⑦どこかの段階①と②を卒業する。

なお,これらの各論については,別稿にて述べていきたいと思います。



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