交通事故被害に遭った事業所得者・自営業者が申告外所得を主張した場合,休業損害・逸失利益算定の基礎収入にこれを含めることができるのか

交通事故被害に遭われた方の損害填補の1つとして休業損害・逸失利益というものがあります。

この休業損害や死亡・後遺障害逸失利益を算定する場合の基礎収入額は,基本的には,休業期間又は逸失利益算定期間の基礎となる期間を通じて得られる蓋然性のある額をもって決定されます。 “交通事故被害に遭った事業所得者・自営業者が申告外所得を主張した場合,休業損害・逸失利益算定の基礎収入にこれを含めることができるのか” の続きを読む

交通事故被害に遭った際に身に着けていた物(装備品)の損壊は,人的損害・物的損害のどちらと扱われるのか?

交通事故被害に遭った際,身につけていた服,メガネ,補聴器,時計,アクセサリー等も一緒に損傷される場合があります。 “交通事故被害に遭った際に身に着けていた物(装備品)の損壊は,人的損害・物的損害のどちらと扱われるのか?” の続きを読む

【交通事故処理に必要となる改正民法の知識】当事者の協議を行う旨の合意による時効の完成猶予編

巷で話題となっているとおり(?),今般,民法が大改正が行われ,2020年4月1日から改正民法が施行されることになりました。

改正点は多岐にわたるところ,交通事故についても,同日以降は当然に改正民法に服することになります。

そこで,2020年4月1日以降に発生した交通事故は,改正民法に従って処理されますので,改正民法について,交通事故処理に必要と思われる点を,論点ごとに紹介して行きます。本稿はその第3稿として,新設された「協議を行う旨の合意による時効の完成猶予」についての説明をいたします。 “【交通事故処理に必要となる改正民法の知識】当事者の協議を行う旨の合意による時効の完成猶予編” の続きを読む

【交通事故処理に必要となる改正民法の知識】不法行為による損害賠償請求権の消滅時効の起算点・時効期間編

巷で話題となっているとおり(?),今般,民法が大改正が行われ,2020年4月1日から改正民法が施行されることになりました。

改正点は多岐にわたるところ,交通事故についても,同日以降は当然に改正民法に服することになります。

そこで,2020年4月1日以降に発生した交通事故は,改正民法に従って処理されますので,改正民法について,交通事故処理に必要と思われる点を,論点ごとに紹介して行きます。本稿はその第2稿として,不法行為による損害賠償請求権の消滅時効期間・時効期間の説明をいたします。 “【交通事故処理に必要となる改正民法の知識】不法行為による損害賠償請求権の消滅時効の起算点・時効期間編” の続きを読む

【交通事故処理に必要となる改正民法の知識】相殺適状編

巷で話題となっているとおり(?),今般,民法が大改正が行われ,2020年4月1日から改正民法が施行されることになりました。

改正点は多岐にわたるところ,交通事故についても,同日以降は当然に改正民法に服することになります。

そこで,2020年4月1日以降に発生した交通事故は,改正民法に従って処理されますので,改正民法について,交通事故処理に必要と思われる点を,論点ごとに紹介して行きます。本稿はその第1稿として,相殺適状の説明をいたします。 “【交通事故処理に必要となる改正民法の知識】相殺適状編” の続きを読む

車両保険でてん補されるのが事故車両の全損時価額・修理代・レッカー代等に限られ,休車損害・代車代・評価損が含まれない理由とは

車両保険とは,衝突その他の偶発な事故によって,被保険自動車に生じた損害に対して,被保険者に保険金を支払う保険です。

わかりやすく言うと,車両保険とは,交通事故・盗難被害等によって自動車が損傷・紛失した場合,被害車両に付保した自分の保険会社にその損害金のてん補を請求できるという保険です。 “車両保険でてん補されるのが事故車両の全損時価額・修理代・レッカー代等に限られ,休車損害・代車代・評価損が含まれない理由とは” の続きを読む

交通事故で損傷されたナンバープレートの修理費用は請求できないが交換費用は請求出来る理由とは

交通事故被害に遭ってナンバープレートが損傷された場合に,加害者に対して当該ナンバープレートの修理代金を請求したいと考えるのが一般的かと思いますが,これは認められるのでしょうか。

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高速道路・自動車専用道路における進路変更(車線変更)車両の道路交通法上の注意義務と過失割合について

高速道路上(自動車専用道路を含む)を走行していた車両と,進路変更車両との間で交通事故が発生した場合,その過失割合はどのように決められるのでしょうか。

以下,進路変更車両に,道路交通法上どのような注意義務が課されているかを一般道路での原則と高速道路での修正要素に分けて検討した上で,進路変更車両との間で交通事故が起きた場合の基本的過失割合について説明をします。

“高速道路・自動車専用道路における進路変更(車線変更)車両の道路交通法上の注意義務と過失割合について” の続きを読む

交通事故被害車両を修理しなかった場合,修理代金を相手方に損害賠償として・保険会社に車両保険として請求できるか。

不幸にも交通事故被害に遭われて車両が損壊された場合,必ずしも,その車両を修理するとは限りません。

新しい車両を購入して事故車両を修理することなく廃車にしたり,損壊が走行に影響がないとしてそのまま乗り続けたりすることがあり得るからです。

では,交通事故被害車両を修理しなかった場合,修理代相当額について,相手方に損害賠償として,又は保険会社に車両保険としてこれを請求できるのでしょうか。 “交通事故被害車両を修理しなかった場合,修理代金を相手方に損害賠償として・保険会社に車両保険として請求できるか。” の続きを読む

片手傘差し運転自転車が交通事故に遭った場合の過失割合(道路交通法の基本原則と裁判例の紹介)

雨の日に,街なかで片手で傘を差しながら走行している自転車を見かけたことはありませんか。

ビニール傘ならまだしも,布地の傘だと前が見えにくく,とても危険です。また,前が見えていても自転車を片手で操作しているため不安定なため,危険であることに変わりありません。 “片手傘差し運転自転車が交通事故に遭った場合の過失割合(道路交通法の基本原則と裁判例の紹介)” の続きを読む